子ども・子育て会議は「子ども・子育て支援法」に基づき、
自治体が子育て支援施策をよりすすめていくために、設置する会議。
有識者や子育て当事者、事業者などが委員です。

わたしは子育て当事者として区民委員をやっています。

渋谷区の保育園が運動会ができない問題


平成31年度、渋谷区では保育所7園が開設予定。

いま保育所の数を増やしているけど、
同時に保育の質にもしっかり目を向けて、
仕組みで解決できるところは解決していかないと。

例えば新設園の運動会どうやって開催するか問題があるんです。


渋谷区の多くの新設保育園は、土地が確保できないために、
園庭がないのです。

なので、普段から近くの公園に遊びに行っています。

問題になるのが、運動会。

園庭がないので、どこか運動会ができるところを
探してこないといけないんですよね。

小学校を借りたりして運動会を開催するんだけど、
小学校自体は増えていないから、
一つ一つの小学校の限界を超えてきてるんです。
それぞれの事情がある中で、
子どもたちにどう保育を提供していくかが問題になっています。

0歳と5歳で、全然待機児童の数が違う


わたしから発言したものをいくつかご紹介。
待機児童数は年齢別でばらつきがあって、
0歳が最も多く、4歳、5歳では待機児童0。

この状況で新設園をどんどん作ると、
0歳は待機児童がいるのに、
4歳、5歳は園児がいないというアンバランスが起きています。

このバランスをどう取るかを考慮する必要があるのです。

待機児童を把握できていない


待機児童のカウントを正確にやるのは難しいとわかった前提で・・・
待機児童数をどうとっていくか、ということも指摘させていただきました。

今のカウントでは実態と離れていることを自覚する必要があると思うんです。

今の渋谷区の待機児童のカウントの仕方は
認可保育園に入れなかった子どもの数ー認証保育園などの入園者数
となっているようです。

これが実態を表していないかというと、
大きく3点のことがあります。

①認証保育園などに入っている人は、認可保育園に申し込んでいない可能性がある

②認可保育園に落ちるとわかっていて、保育園に入りたくないのにあえて申し込みをして育休をとる人がいる

③最初からあきらめて、認可保育園に入りたいのに申し込まない人がいる

この辺りをどう把握していくかがカギになってくると思います。

個別の困難を抱えた家庭を把握し、サービスを届ける


それからもう一つ、お伝えしたのは、
困難を抱えている個別の家庭のニーズを把握していくことです。

渋谷区ではこれから子育て世帯の区民のニーズを把握する調査を行っていきます。
この調査は、全体像を知るためのニーズ調査と位置付けられています。

ただ、そこに出てこない、
個別の困難課題を抱えた家庭、
子どもたちのニーズをしっかり把握する必要があると思うのです。

例えば世帯年収が低い家庭、ひとり親家庭、
障がいのある子ども、外国人などが抱えている課題に答えていく必要があります。