わたしが代表を務めるプラスでは、例えばCRMの「セールスフォス」、マーケティングオートメーションの「マルケト」、ウェブページ作成の「ペライチ」、会計の「会計ソフトfreee」、人事労務の「人事労務freee」、決済代行の「クラウドペイメント」、ウェブショップの「BASE」 、などなど、様々なサービスを活用しています。

今日はこれらを導入する際の判断軸について。以前講演した内容をざっくりまとめてみました。
みなさんはどうやって判断していますか?

成果の最大化のために


わたしたち非営利セクターが外部サービスを利用する目的は、大前提として、「社会課題の解決のための成果の最大化!」というのがあります。

組織の様々な困りごとを解決することで、最終的には事業成果の最大化に貢献するか、これがもっとも大切で、ぶらしてはいけない視点です。

gaibu01



では、どこをポイントにして導入を決めるのか?

その際に、じゃあ、どこをポイントに導入を決めるのか?ということになります。
この3つを押さえておけばいいでしょう。

(1)外部サービスが業務効率化に寄与するか
(2)外部サービスを使うことで、簡単にノウハウを組織にインストールできるか
(3)外部サービスが事業そのものに作用して、事業を改善するか



「(1)外部サービスが業務効率化に寄与するか」の例としては、業務効率化でスタッフの業務時間を短縮できるケースがわかりやすいでしょう。
例えばメール配信サービスを使うことでメール配信の時間を1時間短縮できて、月に10回メール配信しているのであれば、年間120時間を節約できます。

仮にメルマガ発行をする人の時給が1500円だとしたら、18万円の節約になります。
メール配信サービスの年間契約費用が18万以下であれば、ペイすることになります。

ちなみに、多くのサービスがNPO価格やNPO特化のサービスを持っていたりするので、多くのケースで企業よりも非営利組織の方が導入のハードルは低いんじゃないかと思います。

こんな感じ↓
>>ペライチのGoogle広告×かんたん1枚WebサイトNPO広報強化プログラム
>>freee NPO法人の会計をカンタンに

「(2)外部サービスを使うことで、簡単にノウハウを組織にインストールできるか」は、例えばクラウド会計ソフトを導入することで、特別な知識がなくても短時間で簡単に帳簿作成や決算ができるといった具合です。


「(3)外部サービスが事業そのものに作用して、事業を改善するか」は、サービスを使って効果的に社会的インパクトを最大化できるデータベースの活用をする、なんていうのはこれに当たりますよね。

それから、UI、UXが成果につながりやすい決済システムの導入などもこれに当たるんじゃないでしょうか。(ただ、ファンドレイズは社会課題解決の成果というよりは、その一歩手前の解決のための一つの要因でしかありません。)

導入をどう見極めるか?6つの問い

導入の見極めの際は、メリットとコストを比較して検討する必要があります。
メリットを考える際の大切な3つの問いは、
・どれだけ業務効率化されますか?(そもそも現在どれだけ時間をかけているか把握していますか?)
・どんな困りごとを解決できますか?課題設定は明確ですか?
・設定した課題に対して、具体的にサービスを生かす施策はありそうですか?


コストを考える際の大切な3つの問いは、
・費用はいくらかかりますか?(導入費用、維持費は?)
・適切な人材がいますか?もしくは育成する余力がありますか?ない場合は、適切なサポートが得られそうですか?
・導入に何人が、何時間かけますか?


大体この辺りにしっかり答えることができて、それで導入メリットが大きいと判断するなら、GOじゃないでしょうか。

実は大事な「感覚」を確認する、3つの問いも忘れちゃダメ!

それから、実は感覚も大事なんですよね。
外部サービスの導入を検討する際には、こんな問いをわたしはいつも自分に投げかけています。

・わたし自身、スタッフはそのサービスにわくわくしているか?
・サービスの導入に不安を持っているスタッフの声を聴いたか?
・サービスについて、わたし自身はある程度勉強したか?知っているか?(ただし勉強のし過ぎは禁物!時間がもったいない!)


ちなみに、「サービスの勉強」の最も手っ取り早い方法は、自分が個人で使ってしまうことです。
導入に向けて勉強中という方にお会いして、話を聞いてみると、「もう1年も勉強中!」という方が結構いたりして、さっさとやっちゃえばいいのに、と思うことがあります…。
例えば最初にあげたサービスのうち、ウェブページ作成の「ペライチ」、会計の「会計ソフトfreee」、人事労務の「人事労務freee」、ウェブショップの「BASE」 については、わたしは個人で無料の範囲でアカウントを開設してみて、使い勝手を夜な夜な確認しました。とりあえず手を動かして自分が使ってみるのが一番手っ取り早い、というのが結論です。

で、そうすると、わくわくが出てきます。出てこなければ、組織内であまり使われないサービスになってしまうかもしれません。
わくわくが出てくれば、それは周りに伝播します。その過程で、「でも…」っていう不安な気持ちをスタッフから聞いていくことができれば、理想的ですね。


VALUに上場してます